『映画館のまわし者』〜ある映画技術者のつぶやき〜、荒島晃宏(著) 近代映画社 刊

2017.04.21 Friday 21:42
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    有り難いことに、ある会社から復刻CD制作の話を
    いただいて、それを形にしつつあるのですが、
    これが、とてつもない程の、もの凄い文化的価値を
    持たせたものになりそうです・・・ 
    20数年前の私がこのCDを知ったなら、
    きっと腰を抜かしたに違いなく、私だけでなく、
    池袋のメモリー・レコード店の当時の店主、
    そこにも来られていた音楽評論家の青木啓 先生でさえ、
    きっと腰を抜かして、びっくり仰天!!
    されたであろう間違い無し!という程のもの
    なのですけれど、実際その価値を知る人が、
    現在の世の中にどれ位いらっしゃるのかは、
    定かではありません(苦笑)

    案外、そういった裏方の話は、どこの世界でも
    知られていないのかも知れませんけれど、
    映画フィルムを扱う話で、

    荒島晃宏(著)、近代映画社
    『映画館のまわし者』〜ある映画技術者のつぶやき〜


    という本が素晴らしかったです。
    映画館での一日の仕事として、話を進められている
    書き方で、例えば集客のための入場者プレゼントの話や、
    上映に関する知らなかったことも多く、
    とても興味深く読めました。
    原題風に表現するならば、“現場の優しいお兄さんが、
    判りやすく丁寧に語っている”という感じでしょうか(笑)

    表現としては面白い印象を受け、楽しく読み続けているうち、
    映画フィルム(プリント)も、元からのコピーもの
    であることから、アナログ・レコードと
    凄く似ている面が多々あるように思いました。

    数十年という時を経たアナログ・レコードも、
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    過去の出来事の録音に、あなた様の体験が加わって、新しい出来事となる夜・・・

    2017.03.26 Sunday 00:15
    0


      過去に録音、あるいは撮影された写真でも、
      それを実際に見聞きし、
      体感した時(今)が、自分にとっての「イベント」となり、
      少しでも時間が経てば
      過去の「自分だけの思い出」となります。

      音楽を楽しむのに加えて、
      それに付随する色んな物事という体験が、
      自分の心を豊かにさせてくれるものと私は思っています。

      資料のために取り出した、あるLPレコードの内側に、
      1960年代と思われる
      ハリウッドの夜景写真が載っていました。
      上空からパノラマ状に撮影され、
      そこにはキャピトル・レコード本社のキャピトル・タワーも
      写っています。それを見ながら思い出していたのは、
      インカ帝国国王の末裔というイマ・スマックが、
      ある日ここでアルバム収録のための
      リハーサルに立ち会っていたであろう録音・・・ 

      彼女は、もうこの世にはいませんが、
      その時の現場を残された音で体験することができます。
      その一部をこの復刻CDにて収録しているので、
      お聴きくださった方達には、感動の共有を
      させていただいておりますが、私自身も
      気に入っているので、実は時々
      音楽だけ聴いているのです(苦笑)

      アメリカで活躍したタク・シンド先生の若き日の
      声も聞けて、何とも不思議なCDですけれども、
      それは実際にこれを聴いてくださった、
      お一人お一人の体験として、それだけの数の
      ストーリーになっていることと思うと、
      またそれも私にとっての嬉しい体験です(笑)

      先日、CD付きの冊子を御覧下さった女性から
      「音の蒐集とは凄いですね!」とメールをいただきました。
      とても興奮された御様子で、
      きっと良き体験をしてくださったものと私も嬉しくなりました。
      今夜もまた、素晴らしい音の蒐集を
      これから味わっていただく方々のために
      作らせていただきます・・・ 

      写真のCDは、
      音楽空間による想像と発見の楽しみ『ラジオのムード』DJスペシャル6
      http://vintage-mood.net/?pid=50684189


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      心のリッチマンは、ミステリアスな楽しみ方も好みます!

      2017.03.16 Thursday 23:49
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        相当前の話ですが、深夜のテレビ欄に
        (映)『逃亡者』というのを見つけました。
        逃亡者を英語にすると「RUNAWAY」?
        であろうかと、私は想像して、
        それが原題になっているデル・シャノンの
        『悲しき街角』が主題歌なのでは?
        なんて勝手に思いながら、その深夜の時間帯に
        ビデオ録画をセットしてみました(苦笑)

        後日録画を観てみると
        白黒のアメリカ・テレビ映画で・・・
        昭和39年5月から毎週土曜日の
        夜8時(何故か懐かしい!)から、TBSにて
        放映されていたテレビ映画の『逃亡者』とのことで、
        この原題は「FUGITIVE」なんですね。
        アメリカ産であることと、時代は『悲しき街角』と
        合っていましたけれど(笑)

        妻殺しの濡れ衣を着せられた主人公が、
        ジェラルド警部の追跡を逃れて
        逃亡しながら、真犯人を探し求めるような
        内容とのことで、再放送されていたのを
        録画した時にはオープニングも
        エンディング・テーマもカットされていました。

        でも少し後に、ピート・ルゴロの作曲した
        この番組テーマをレコードで
        聴くことが出来ました。
        しかも、この手のレコードは
        いつも偶然に発見して買っているのです・・・
        内容も知らずして(苦笑)

        例えば、伊勢佐木町のオデオンビルの

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        古書売買「古本のオギノ」から他店?を経由して

        2017.03.14 Tuesday 23:55
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          レコードもそうですが、古本も
          作られてから、いままでどのような経路を
          たどって来たのかと思わされる品に出会います。

          今年に入ってから、
          古い映画雑誌『映画旬刊』を通販で購入しました。
          埃や汚れで真っ黒になったビニールに包まれ、
          封をしているセロテープを見ても、
          もう何年もそのままになっているような状態でした。

          そして雑誌とともに、その汚いビニール袋の中に
          値段が書かれた、この紙片が入っていました。

          「古本のオギノ」・・・? 

          購入したのは別の所なので、転売か!?
          と思っても、書かれた650円よりも、私は
          安く購入しているのです。

          ということは、「古本のオギノ」から、私が
          購入した所が買い取ったのでしょうか。
          そんなことを考えておりました(苦笑)

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          日曜夜の思い出は、やっぱり「この音」で!



          2009年発売タイトルを

          オーディオパーク・レーベルにて復刻させて

          いただきました。



          選曲解説からジャケットのデザインまで、

          全部私が担当させてもらっています。



          ちなみに、2009年に発売した EH-5001 は

          雑誌『CDジャーナル』にて星印付きで

          増渕英紀 氏にレビューいただいています!



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          オーディオパーク・レーベルにて
          作らせていただいた第2弾!
          素敵なバーをイメージしています。
          おしゃれな、あなた様には
          ぴったりのアルバムです。

          雑誌『CDジャーナル』2013年
          5月号にて
          佐藤篁之 氏によるレビューで
          掲載くださいました。

          隔月刊雑誌『ジャズ批評』2013年
          5月号(No.173)にて、
          小針俊郎 氏によるレビューで
          掲載くださいました。
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          作らせていただいた第3弾!
          マニアックな選曲で深い世界に
          お誘いいたします・・・ 

          雑誌『CDジャーナル』2013年
          5月号にて「イチ押しCD」としての星印を
          増渕英紀 氏によるレビューでいただきました。
          みなさまに感謝!
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          イマ・スマックの未発表音源『Huayno』
          のラッカー盤コピーを
          『ラジオのムード6』という、私が
          自主制作にて発表しているCDにて
          収録させていただきました。
          こちらでも、その貴重な未発表音源が
          収録されているため、音質のお聴き比べ
          で御紹介しています。
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          久保木靖

           私が自主制作にて作らせて
          いただいた復刻CD
          『デイヴ・バーバー・レコード・コンサート』
          (LC-109) を掲載・紹介してくださいました。
          ジャズ・ギターに御興味のある方には、
          とても興味深いガイドブックになると思います。
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