音楽の文化遺産は、経済的な効率等ではなく、人としての心の価値です。

2017.05.21 Sunday 22:38
0


    過去の音楽の情報について追っていると、
    きちんと記録として残されていないものが、
    いかに多いかを痛感させられます。

    自分で調査するにしても限界がありますから、
    当事者達の残してくれた資料を元にして、
    依頼されたCDの解説を考えていました。
    先方が、日本でも歴史のある有名レコード会社に、
    問い合わせと情報資料の請求をしてくださり、
    そのレコード会社から送って来られた書類を
    見させてもらっていました・・・ 

    今更ながらも驚く事がいくつもあって、
    本当に考え込んでしまったのですが、
    後世に残せる情報も、
    今あるだけ残せるのが限界なのだろうと思います。
    レコード会社の裏事情なので、
    ここでそれらは書けないのですけれども、
    察してください(苦笑)

    一部分を見本として、私がレコードから録音したCDを
    先方の高級オーディオ装置で、
    大音量にてかけてくれました。
    バチバチとレコードのノイズも大きく混じりながら
    「あぁ、私の作ったレコードからのCDって、
    こんな音がするんだなぁ・・・」と、
    自分で書くのも変ですけれども(笑)少し意外でした。
    というのも、私が解釈している以上の種類の音を
    そこに感じたからです。

    category:音楽 | by:H.Isozakicomments(0) | - | -

    美女と、ムード音楽、そして心の平安を思う

    2017.05.10 Wednesday 17:24
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      深夜のひととき、きれいなストリングスの
      ムード・ミュージックでも流れてくると、
      やわらかい空気に包まれて、
      ほっとした気分になる時があります。

      マントヴァーニ管弦楽団に、パーシー・フェイス楽団、
      「エデンの東」といえば、おきまりのビクター・ヤング楽団・・・ 
      素晴らしい作品や演奏は沢山ありますが、
      その中でも自分の心に入ってきて、
      例えば優しい気持ちにさせてくれるような、
      心地よい音楽があるとすれば、
      それは生涯の心の財産になります。

      いろいろ聴いてみなければ分かりませんので、
      それが見つかった時の気分は、とても嬉しいものです(笑)

      写真は、先月発表させていただいた中のひとつで、
      1960年代に録音された
      豪華なストリングスのアルバム。
      やさしく、美しいムード・ミュージックが、
      「やわらかなアナログ・レコードの音」で
      楽しめるCDです。

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      「館内BGMの秘密」から、昭和30年代の映画館内で使われた映写機紹介アナウンス

      2017.04.29 Saturday 23:16
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        前回御紹介させてもらった
        『映画館のまわし者』荒島晃宏(著)の中に
        「館内BGMの秘密」という項があります。

        館内で聞こえるBGMを調整する話から始まり、
        そのBGMには配給会社で用意されるものと、
        映画館側で調達するものがあるとのことで、
        そこから話が続いています。

        BGMの内容には、
        いくつかのパターンがあるようですけれども、
        少し昔の時代のを想像するだけでも
        面白いと思っていました。

        写真のCDは、ちょうど5年程前に作った
        『ラジオのムード』Vol.4
        「高度経済成長時代の、音の映画館」と題したものです。
        ちょうどラジオ番組ふうに、
        アナウンスと音楽で構成したCDで、
        この中に当時、日本の複数の映画館内で使われた
        レコードを2曲かけています。
        しかも、映写機の宣伝のようなことまで
        アナウンスされていて、そんな最新のトーキー再生装置が
        あった時代だったことを偲ばせます・・・ 

        『生命の神秘』『ビルマの竪琴』『失われた大陸』
        『タランチュラ』『クリムゾン・キモノ』
        『昼下がりの情事』『めぐり逢い』などなど・・・ 

        『パンドラ』他の映画のコマーシャルまで
        前後して入り、多くのサントラとともに、
        お楽しみいただこうと作らせていただいたCDですが、
        今に思えば、自分で作ったのに、
        何故かもの凄くミステリアスな作品集です(苦笑)


        『ラジオのムード』(DJスペシャル4)高度経済成長時代の音の映画館
        http://vintage-mood.net/?pid=43989326



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        『映画館のまわし者』〜ある映画技術者のつぶやき〜、荒島晃宏(著) 近代映画社 刊

        2017.04.21 Friday 21:42
        0


          有り難いことに、ある会社から復刻CD制作の話を
          いただいて、それを形にしつつあるのですが、
          これが、とてつもない程の、もの凄い文化的価値を
          持たせたものになりそうです・・・ 
          20数年前の私がこのCDを知ったなら、
          きっと腰を抜かしたに違いなく、私だけでなく、
          池袋のメモリー・レコード店の当時の店主、
          そこにも来られていた音楽評論家の青木啓 先生でさえ、
          きっと腰を抜かして、びっくり仰天!!
          されたであろう間違い無し!という程のもの
          なのですけれど、実際その価値を知る人が、
          現在の世の中にどれ位いらっしゃるのかは、
          定かではありません(苦笑)

          案外、そういった裏方の話は、どこの世界でも
          知られていないのかも知れませんけれど、
          映画フィルムを扱う話で、

          荒島晃宏(著)、近代映画社
          『映画館のまわし者』〜ある映画技術者のつぶやき〜


          という本が素晴らしかったです。
          映画館での一日の仕事として、話を進められている
          書き方で、例えば集客のための入場者プレゼントの話や、
          上映に関する知らなかったことも多く、
          とても興味深く読めました。
          原題風に表現するならば、“現場の優しいお兄さんが、
          判りやすく丁寧に語っている”という感じでしょうか(笑)

          表現としては面白い印象を受け、楽しく読み続けているうち、
          映画フィルム(プリント)も、元からのコピーもの
          であることから、アナログ・レコードと
          凄く似ている面が多々あるように思いました。

          数十年という時を経たアナログ・レコードも、
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          日曜夜の思い出は、やっぱり「この音」で!



          2009年発売タイトルを

          オーディオパーク・レーベルにて復刻させて

          いただきました。



          選曲解説からジャケットのデザインまで、

          全部私が担当させてもらっています。



          ちなみに、2009年に発売した EH-5001 は

          雑誌『CDジャーナル』にて星印付きで

          増渕英紀 氏にレビューいただいています!



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          オーディオパーク・レーベルにて
          作らせていただいた第2弾!
          素敵なバーをイメージしています。
          おしゃれな、あなた様には
          ぴったりのアルバムです。

          雑誌『CDジャーナル』2013年
          5月号にて
          佐藤篁之 氏によるレビューで
          掲載くださいました。

          隔月刊雑誌『ジャズ批評』2013年
          5月号(No.173)にて、
          小針俊郎 氏によるレビューで
          掲載くださいました。
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          オーディオパーク・レーベルにて
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          マニアックな選曲で深い世界に
          お誘いいたします・・・ 

          雑誌『CDジャーナル』2013年
          5月号にて「イチ押しCD」としての星印を
          増渕英紀 氏によるレビューでいただきました。
          みなさまに感謝!
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          イマ・スマックの未発表音源『Huayno』
          のラッカー盤コピーを
          『ラジオのムード6』という、私が
          自主制作にて発表しているCDにて
          収録させていただきました。
          こちらでも、その貴重な未発表音源が
          収録されているため、音質のお聴き比べ
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           私が自主制作にて作らせて
          いただいた復刻CD
          『デイヴ・バーバー・レコード・コンサート』
          (LC-109) を掲載・紹介してくださいました。
          ジャズ・ギターに御興味のある方には、
          とても興味深いガイドブックになると思います。
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